電氣學會雜誌
Online ISSN : 2187-6797
Print ISSN : 0020-2878
ISSN-L : 0020-2878
變壓器油内に混入したる浮塵の運動に就て
望月 重雄
著者情報
ジャーナル フリー

1926 年 46 巻 452 号 p. 319-324

詳細
抄録

高電壓の下にある變壓器油内の浮塵の運動を實驗して居る。
相當長き間隔を有する針頭と平面電極とを用ひたる場合には、或臨界電壓以下ではdielectricfieldのために、浮塵は針頭に向つて移動するも、一度その臨界電壓を越ゆる時は、針頭より平面電極に向ふ運動が現はれる。是れ即ち針頭に近き油、或は夾雜物がover stressさるゝためにイオン化し、その壓力に基き押し出さるものであると考へらるる。
猶ほ電極間の距離狹き時はdielectric fieldに基く運動消失する。此事は、電極間のField distributionを考察する事により、容易に説明出來る。
球状間隙の場合にも、渦流存在するも、此場合の渦流の方向は、全く球面に立つ、比較的長き纎維性浮塵に支配さるるやうである。

著者関連情報
© 電気学会
前の記事 次の記事
feedback
Top