電氣學會雜誌
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最小自乘法の檢討
後藤 以紀
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1938 年 58 巻 597 号 p. 275-284

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抄録

測定値が(xr,yr),r=1,…nなるn組存在し,夫等の間に直線關係ax+by+c=0が存在することが明白な場合,通常の最小自乘法に依つてa,b,cの比を決定することはxr又はyrの何れか一方の誤差を無視してゐることに相當する。本文に於ては,兩方の誤差を考慮に入れて直線關係を決定し,且つ通常の方法に依つて求めた結果との關係を明かにした。

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