照明学会 全国大会講演論文集
平成19年度(第40回)照明学会 全国大会講演論文集
セッションID: 20
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透明高UVカット膜を応用した低誘虫メタルハライドランプの開発
*川勝 晃斉藤 美保岡村 和好大川 秀樹
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抄録
ZnOからなるUVカット膜を外管バルブや前面ガラスにコーティングし、昆虫の誘虫性と商品の変退色を抑制したメタルハライドランプが商品化されている。 今回、メタルハライドランプの外管バルブへのコーティングを目的として、従来使用されているZnOより長波長側の(約400~425nm)までカット可能な新規透明高UVカット膜を開発した。開発膜は、UVAカット率99%の場合、50%カット波長は400~410nmであり、従来品に対しUVAを99%以上カットしかつ400nm以下の光を大部分カットしている。それにより、誘虫率は水銀灯に対し約1/4に低減している。また、光束低下は5%以内である。
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© 2007 照明学会
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