画像電子学会誌
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ディジタル放送の基礎技術 技術解説特集号
ディジタル放送におけるデータ放送の符号化方式BML
出葉 義治
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2002 年 31 巻 3 号 p. 307-315

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抄録
日本では2000年12月にBS(Broadcasting Satellite)ディジタル放送が開始された.ディジタル放送にはデータ放送という特徴があり,そこで用いられるデータ符号化には,XML(Extensible Markup Language)を用いたBML(Broadcast Markup Language)と呼ばれる符号化方式が用いられている.この符号化方式の狙いは,WWWで広く用いられているHTML(Hyper Text Markup Language)への親和性を高め,かつ,メディア同期,番組同期,コンテンツナビゲーションといった放送サービスに必要となる要求条件を満たすことにある.本稿では,BMLの技術仕様について解説する.
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© 2002 一般社団法人 画像電子学会
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