愛媛大学大学院 理工学研究科
2008 年 37 巻 5 号 p. 720-728
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本稿では,正の一次元フロー数の投票と,その結果に基づいた多方向への計算軸の設置を繰り返すことで,移動物体を追跡する手法を提案する.この手法では,一次元フローを用いて不良設定問題を回避し,多方向に計算軸を設置して追跡可能な動きを拡張する.更に,急激な方向変化に対応する機構も導入する.実画像を用いた追跡実験を行い,一次元フローによる移動物体の追跡が可能で あること,急激な方向変化への対応も可能であることを確認した.
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