アジア諸国における電子ジャーナルの動向について調査した。中国では「中国国家知識基礎設施工程(CNKI)」による雑誌の電子化がすすみ、6500タイトル、1100万件以上の文献がすでに電子化されている。韓国ではKoreaMed, KISTI, BRICなどの電子ジャーナルサイトが発展しており、数百タイトルが電子化されている。台湾では「中文電子期刊服務(C.E.P.S)」においてCNKIの電子ジャーナルを利用するとともに、台湾内の学術雑誌も登載している。他のアジア諸国でも医学を中心に電子ジャーナルの動きがある。