主催: 国立研究開発法人 科学技術振興機構, 一般社団法人 情報科学技術協会
会議名: 第13回情報プロフェッショナルシンポジウム
回次: 13
開催地: 東京都千代田区(国立研究開発法人 科学技術振興機構 東京本部別館)
開催日: 2016/12/01 - 2016/12/02
主に公共機関が保有するデータを自由に二次利用可能な形式で公開し、その利活用の促進を図るオープンデータの取り組みが世界的な広がりを見せている。日本では、自治体においてもオープンデータの取り組みが浸透しており、200前後の自治体でオープンデータにまつわる取り組みがなされている。ここで、本研究は、オープンデータの取り組みに関して、その成果をどのように捉えるのかというリサーチクエスチョンを立てる。そして、Webアンケート調査の結果から、コスト削減に見られるような業務効率の改善という成果も出し得る可能性を指摘する。つまり、保有するデータをオープンデータとして提供しようとする営為そのものに成果が付随する可能性を指摘するのである。