情報プロフェッショナルシンポジウム予稿集
第18回情報プロフェッショナルシンポジウム
会議情報

08
論文の引用情報を活用した研究トレンド調査
Web of Scienceデータを活用した効率的な調査方法
安藤 聡子永禮 三四郎
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会議録・要旨集 フリー

p. 43-47

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抄録

調査によると、日本の約1/4の企業が最も重視する外部情報として、「学会に参加」、「外部論文情報の活用」を挙げている。また、企業活動においてもグローバルな情報収集の重要性が増してきている。分野を超えた融合研究がイノベーションの加速には必要であるといわれているが、多様化する研究を俯瞰するのに論文情報の活用は有効であるとして、論文情報を活用した研究が増えている。論文には国際特許分類に相当するような産業的な観点で技術要素を適切に分析可能な分類はない一方で、論文情報を活用して、特定のテーマによる研究トレンドを分析する場合には、研究コミュニティの総合評価ともいうべき引用を活用した、研究分析対象の集合の作成および、分析の解釈が可能である。窒化ガリウムを例に、他社や、イノベーションを加速する情報を取得可能か、過去の事例を基に試みたので報告する。

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© 2021 一般社団法人 情報科学技術協会
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