情報科学技術研究集会予稿集
第39回情報科学技術研究集会予稿集
セッションID: A62
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A6 材料データベース
材料情報のXMLによる記述とその応用
専門分野でのXML利用のデータ解析の有効性
*芳須 弘原田 幸明山崎 政義藤田 充苗
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抄録
材料の分野は、ミクロからマクロ、無機物から生物まで広範囲にまで広がっているが、個々に専門分野を形成し、その専門はさらに細分化されている。これからは、専門を越えた情報の共有が、新たな価値の創生には不可欠となるであろう。しかし、それぞれの分野での用語の定義や概念がことなることが多い。ここでは、金属材料分野のデータを共有するための手法として最近確立しつつあるXML技術を用い、いくつかの金属材料データベースからクリープデータを検索し、そのデータをクリープ寿命予測解析プログラムで共有する例を示す。すなはち、複数のデータベースのデータを1つの解析プログラムでXML技術を用いて共有させることを行った。この例によって、XMLによるデータ共有の問題点を明らかするとともに、クリープ寿命予測解析の結果をXML記述して知識データとして集積機能を有するシステムの設計概念と現状を紹介する。
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© 2002 科学技術振興事業団
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