日本知財学会誌
Online ISSN : 2759-6753
Print ISSN : 1349-421X
特集論文
食文化産業の振興に向けた政策的視点と知的財産の保護・活用
牧之瀬 泰志
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2026 年 23 巻 1 号 p. 4-12

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抄録

人口減少下で国内市場の縮小が見込まれる一方,世界の飲食料市場は拡大しており,日本の食文化を産業として体系化し,持続的な成長につなげる必要がある.本稿は,食文化産業を「食を文化的資源として社会的・経済的に価値化する産業」と位置付け,その構造・特性・規模を整理するとともに,日本の食文化の強みと食文化産業の課題を明らかにする.さらに,日本の稼ぎの柱となる食文化産業のポテンシャル発揮,外食を起点とした価値創造や日本食・食文化のリデザインなどの政策的視点を提示する.加えて,GIや商標等の知的財産の活用により,文化的価値の保護と産業的発展の両立を図る必要性を指摘する.

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