抄録
昭和49年に喘息外来を開設したが, 過去の当院の気管支喘息の実態を調査するために, 昭和45年から昭和49年に来院した気管支喘息児にアンケート調査を行い, 89例(男児53例, 女児36例)について集計した.
年令は2-5才26例(29%), 6-9才40例(45%), 10-15才23例(26%)であつた. 初診時重症は20例(32%), 中等症は21例(33%), 軽症は22例(35%)であつた. 昭和50年度末日現在の状態では, 重症は10例(13%), 中等症は21例(26%), 軽症は39例(49%), 無症状は10例(13%)であつた. 患児および家族の印象としては, 悪化または不変は22例(26%), 改善は52例(60%), 無症状は12例(14%)であつた. 重症度別予後は初診時軽症は14%が無症状に, 中等症は11%, 重症は0%であつた.