医療
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肝癌と肝肉腫を合併した1剖検例
祖開 克彦溝 暁横田 博子田中 郁子古田 睦広岡本 英四郎梶谷 幸夫
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1984 年 38 巻 1 号 p. 89-92

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抄録

患者は62才の男性で肝機能障害があり, 肝硬変と診断された. またα-FPが高値のため肝癌の合併を疑われていたが, 1年3カ月の臨床経過の後肝不全で死亡した.
剖検により肝臓に肝癌と肝肉腫が独立して大きな腫瘍として認められた. このような症例は極めてまれで, 文献上1978年までに7例が報告されているのみである.

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© 一般社団法人国立医療学会
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