医療
Online ISSN : 1884-8729
Print ISSN : 0021-1699
ISSN-L : 0021-1699
骨粗鬆症
―診療の現況と将来への展望―
池田 恭治
著者情報
キーワード: 骨粗鬆症, 病態, 診断, 予防, 治療
ジャーナル フリー

1997 年 51 巻 7 号 p. 293-299

詳細
抄録
骨粗鬆症は, 寝たきりにつながる重要な疾患であるが, わが国においては社会の高齢化に伴って患者数は急激に増加している. 近年, 分子生物学の手法を駆使した骨細胞生物学分野の研究の発展はめざましく, これらの研究で得られた成果は骨代謝のメカニズムに対する理解を深めるともに, 骨粗鬆症の診療にも大きなインパクトを与えている. 本稿では, 骨粗鬆症の病態把握, 診断, 予防, 治療などにおける最近の進歩について概説する.
著者関連情報
© 一般社団法人国立医療学会
次の記事
feedback
Top