医療
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小児病院における吊り上げ式腹腔鏡下手術
―臨床と研究―
黒田 達夫佐伯 守洋田中 潔古村 真本名 敏郎中野 美和子中川 聡宮坂 勝之
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1999 年 53 巻 10 号 p. 665-668

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抄録
われわれは小児病院において吊り上げ式腹腔鏡下手術を臨床に導入するにあたり, 幼弱ブタを用いて本方式の病態生理学的評価と小児外科的feasibilityを検討した. 吊り上げ式腹腔鏡下手術は術中の呼吸循環動態の安定化に優れ, 広く普及している気腹法に劣らないfeasibilityが確認された. 臨床例17例の検討でもhigh risk症例や癒着症例に有用性が認められ, 小児の腹腔鏡補助手術は本方式の最もよい適応と考えられた. さらに本方式を胎児内視鏡手術に応用してわれわれが考案したガス・吊り上げハイブリッド法により胎児内視鏡手術の実現が期待されている. 吊り上げ方式の潜在的有用性につき, さらに検討すべきものと思われる.
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© 一般社団法人国立医療学会
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