医療
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極低出生体重児の動脈管開存症手術における術中管理の検討
長谷 敦子柴田 伊津子松尾 俊子萬屋 勇治成松 元治山口 敬史西 活央吉永 宗義田川 正人長坂 隆史高柳 俊光馬場 尚道
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1999 年 53 巻 9 号 p. 601-605

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抄録
極低出生体重児で動脈管開存(PDA)結紮術を行った症例に対し, 周術期の管理について検討を行った. 過去4年間に, 当院でPDA結紮術を行った極低出生体重児は10例で, 手術時の日齢は平均19.5±10.9日, 平均体重は727.2±174.6gであった. 右上下肢の2ヵ所の経皮酸素飽和度, 体表心電図, 体温をモニタリングして術中管理を行い, 右側臥位で腋窩切開法によるPDAの単純2重結紮法を施行した. 術中換気は用手換気を主体に行った. 術後創感染や重篤な合併症および搬送にともなう弊害はなかった. 転帰は8例が生存したが, 1例が術後3日目に肝皮膜下出血, 1例が術後1年目に急性脳症を起こして計2例が死亡した. 麻酔方法はセボフルレンに比べて, 大量フェンタニール法を用いた方が周術期における安定した血行動態を得ることができ, 極低出生体重児PDA結紮時には有効な麻酔法と考えられた.
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© 一般社団法人国立医療学会
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