医療
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病棟における服薬指導の重要性
種子島 岩男
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2007 年 61 巻 10 号 p. 666-668

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抄録
都城病院は, 平成18年4月人事異動により, 薬剤師1名減員という状況になり従来の業務体制を変更する必要に迫られた. 変更するに当たり薬剤業務を減らすことなく, 薬剤管理指導の1人当たり指導件数100は保持するという条件を薬剤科全員で確認した.
これまで日常業務の進み具合を各自が考慮しながら病棟業務をすすめていたため, ロスタイムや個人差が生まれていた. そこで, 日常業務に講義・会議・講習会・病棟フリー日設定も考慮して, タイムスケジュールを毎日作成し, 薬剤科全員が1日1回1時間以上, 週1回約1日を服薬指導および病棟業務に専念できるよう配慮した. この数カ月で軌道に乗り, 当初の目標を達成することができたので, タイムスケジュールの内容, 服薬指導業務, 病棟関連業務について報告する.
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