広島大学大学院工学研究科
広島修道大学商学部
広島大学工学部
1991 年 4 巻 7 号 p. 286-293
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従来の生産管理システムに関する多くの研究は, 不確実性下での需要量を時間と独立な確率変数として取り扱ってきた.これに対し, 本論文では需要量が Markov拡散過程に従う場合の生産管理システムについて議論する.最適生産量を解析的に導出する手法として, 確率制御の手法が用いられる.本論文の主な目的は, 従来の決定論的モデルを確率場に拡張し, さらに需要分布の形状の違いによる生産管理システムの制御特性を明確に示すことである.
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