2019 年 60 巻 1 号 p. 1-2
神奈川医真菌研究会の歴史について解説した.当会は1976年に神奈川医真菌談話会として発足した.初期の神奈川医真菌懇話会においては福代良一先生と,香川三郎先生のお二人の存在が大きかった.その後,25年を経て滝内石夫先生が代表を務められた50回例会を契機に,年2回から1回に回数を減らした.小澤明先生が今後の会の運営には必要なことであるとして,会則なども整えられ,共催メーカーもいろいろと工夫されて現在にいたっている.その際に名称も現在の神奈川医真菌研究会に改称している.例会ごとに抄録集を作成し,ロゴマークの作成も行った.現在もなごやかな中にも医真菌に関して真摯な会であらんことを目指している.