国際生命情報科学会誌
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特集
外気功には暗示以外の何かがあるか(<特集>Human PSI Forum "Human Potential Science" Internationl Forum「潜在能力の科学」国際フォーラム : 物理・生理学的アプローチ Joint with 「こころと体の不思議」国際フォーラム 第14回生命情報科学シンポジウム(国際版) 2002年8月22〜27日(木〜火) 於 : 千葉市 幕張新都心 OVTA(オブタ))
山本 幹男小久保 秀之原口 鈴恵古角 智子田中 昌孝張 トウ陳 偉中小竹 潤一郎世一 秀雄河野 貴美子福田 信男
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2002 年 20 巻 2 号 p. 331-336

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抄録

外気功とは、気功師や武道家が非接触で自分の体の外の他人、生物や物体に影響を与えると言われている現象を指す。非接触でも、他人の体を揺らしたり病気を治したりできるとも言われている。非接触の外気功に関し、暗示効果以外の何かが有るのか無いのかを検証する厳密な科学的実験法を模索し試みている。本報ではその一部として、二重盲検試験、無作為(ランダム)化、統計解析の手法で、離れた別室に居る相手を動かす「遠当て」の実験、気功師の手からの送気の一般情報遮断状態での感知実験、気功師による培養細胞の増殖能力回復実験について報告する。本研究は科学技術振興費「多様同時計測による生体機能解析法の研究」(1995年度から5年間)の一部として行われ、その後、-新ペラダイム創成に向けて-試行的研究プログラム「多様計測による特殊生体機に関する研究」(2000年度から)の一部として継続されている。

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© 2002 国際生命情報科学会
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