国際生命情報科学会誌
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特集
特異効能の生理分析(透視と薬のビン抜けと分析)(<特集>Human PSI Forum "Human Potential Science" Internationl Forum「潜在能力の科学」国際フォーラム : 物理・生理学的アプローチ Joint with 「こころと体の不思議」国際フォーラム 第14回生命情報科学シンポジウム(国際版) 2002年8月22〜27日(木〜火) 於 : 千葉市 幕張新都心 OVTA(オブタ))
町 好雄劉 超王 強王 斌
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2002 年 20 巻 2 号 p. 345-372

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抄録

透視実験を行い、各種の生理測定を行い、透視という現象がどのような状態であるかを測定した。その結果、交感神経系を活発にしておいて、瞬間に副交感神経系を強めていることがわかった。この時には、首と額における血流が増加していることが分かった。さらに血圧の増加も見られ、血中酸素濃度が減少することも分かった。このような能力を発揮する時にはGSRのデータ中に振動現象が見つかった。この現象が表れる時は脳波トポグラフから視角野と前頭葉が活発になりそれらの場所の電位が瞬間的に上昇し、2ケ所の場所の活動が接がっていることが観測された。特に前頭葉では右脳側の活動が高くなった時に生理が大きく変化することがわかった。また、能力者が手を触れないで物体を移動するという実験を生理測定により計測を行った。透視と同様に、能力を発揮すると血中酸素濃度が減少し、その直前で首における血流が増加するのは同様であった。能力を発揮している時間は手、足の温度が減少した。能力を発揮した瞬間の時間に、呼吸状態が変化していた。GSR中に見られる振動現象はこの実験でも確かめられた。この振動周波数は1.4Hzで脳波的にはδ波の領域であった。脳波トポグラフィで調べると、筋電のような脳波が時々見られ、可能性のある場所では短時間ではあるがδ波が強く現れた。このδ波は左前頭部と側頭野の中間で発生し、それが左後頭部まで活動範囲が広がった。このδ波の活動電位が最も高い所で物体が移動したと考えられる。この活動領域は透視が右脳であったのに比べて逆であった。またこの薬を移動するときの活動電位は、通常の電位に比べて大きな電位であった。

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