映像情報メディア学会年次大会講演予稿集
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S2-5 DVDの現状と高精細DVDへの展望
菅谷 寿鴻
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p. 418-421

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抄録

オープン化時代に適した新しい可搬・記録メディアDVDについて、フォーマット・互換性・応用展開などの現状を述べるとともに、21世紀初頭には実用化が期待される高精細DVDのニーズや技術課題などについて展望した。DVDは、すでにVideoプレーヤやDVD-ROMを搭載したパソコンなどが市場に投入され、またRAMやRも早晩市場に投入される。DVDファミリーとしての幅が一気に広がり、いろいろな応用にも対応可能になるなど、ここ1〜2年で本格的に立ち上がるものと見られる。一方、高精細DVDへの取り組みも進んでいる。青紫色レーザや微小ピット形成技術などこれから解決しなければならない課題は多々有るが、ATVやハイビジョン放送を補完するパッケージメディアとして21世紀初頭の実用化が期待される。

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© 1997 一般社団法人 映像情報メディア学会
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