映像情報メディア学会年次大会講演予稿集
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セッションID: 23-11
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23-11 最小2乗法による逆ハーフトーン処理における画質改善
田中 賢一
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抄録
逆ハーフトーン処理は,ファクシミリ通信の受信において有効な方法である.最小2乗法による逆ハーフトーン処理の適用において,もし計算領域が小さい場合は階調濃度の変化の少ないところでノイズが大きい.もし、計算領域の大きい場合,エッジはぼけてしまう.本報告では,最小2乗法による逆ハーフトーン処理において,階調濃度の変化に応じて,計算領域を変化させる方法を提案する.その結果,計算領域を固定とした場合と比較して,ボケが少なく,ノイズの小さい推定画像が得られた.
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© 2000 一般社団法人 映像情報メディア学会
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