映像情報メディア学会誌
Online ISSN : 1881-6908
Print ISSN : 1342-6907
ISSN-L : 1342-6907
特集論文
端末共同干渉キャンセラにおけるPCM-RoHRとその性能評価
上野 修平梅原 大祐田野 哲
著者情報
ジャーナル フリー

2017 年 71 巻 2 号 p. J74-J79

詳細
抄録
移動局同士が基地局からのダウンリンク周波数帯より高い周波数帯を用いて互いの受信フレームを共有することで仮想的に受信アンテナ数を増大されることで高いアンテナダイバーシチ利得を得る端末共同干渉キャンセラが提案されている.本論文では,各移動局で受信フレームをPCMデータ化して高周波数帯の信号に変換するPCM-RoHR (Radio over Higher-frequency Radio)において,固有の通信品質劣化要因となる量子化誤差と検出誤差を定式化する.基地局からの信号は高いPAPRを有するMIMO-OFDM信号として,PCM-RoHRの所要量子化ビット数及び高周波数帯における所要SNRを計算機シミュレーションにより示す.移動局数の増加に伴い,アンテナダイバーシチ利得が有効に得られていることを明らかにする.
著者関連情報
© 2017 一般社団法人 映像情報メディア学会
前の記事 次の記事
feedback
Top