テレビジョン学会誌
Online ISSN : 1884-9652
Print ISSN : 0386-6831
ISSN-L : 0386-6831
4-2 超小形アクティブマトリクス形蛍光表示素子
上村 佐四郎清住 謙太郎吉村 方宏藤井 克正鳥丸 安雄三宅 隆一郎中村 功
著者情報
ジャーナル フリー

1984 年 38 巻 4 号 p. 321-326

詳細
抄録
アクティブマトリクス形蛍光表示により, ビューファインダーを用途とする超小形画像素示素子が開発された.この素子は8mm×6mmの画面内に172×108の画素を有し, 各画素にはメモリー特性が付加されているので, 15Vの表示電圧で約10fLの画面輝度を示す.また, 走査回路内蔵により端子数は16ピンにまで減少し, DIP形のパッケージとなった.消費電力も約200mWと少なく, 信頼性試験においても実用上充分な特性を得ている.
著者関連情報
© 社団法人 映像情報メディア学会
前の記事 次の記事
feedback
Top