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パーシャルイレージャを伴うPR4MLチャネルに対するニューラルネットワークキャンセラの適応について検討している。まず, パーシャルイレージャを伴う記録再生チャネルのモデルおよびニューラルネットワークキャンセラについて述べている。次いで, 計算機シミュレーションによりビット誤り率を求め, 従来のナイキスト等化およびニューラルネットワーク等化によるPR4ML方式との性能比較を行っている。そして, ニューラルネットワークキャンセラによる場合の誤り率特性が従来のナイキスト等化およびニューラルネットワーク等化を行った場合よりも良好となることを明らかにしている。