再生専用型光ディスクの高密度化のために、SCIPER(Single Carrier Independent Pit Edge Recording)と呼ばれるピットエッジ多値記録方式と、RPR(Radial direction Partial Response)を組み合わせたSCIPER/RPR方式が提案されている。この光ディスクシステムの記録技術としてピット交番配置、畳み込み符号、記録補償を開発し、再生技術として適応イコライザ、キャリアキャンセラ, ビタビ復号を開発した。このシステムのデータ再生性能を計算機シミュレーションにより評価した結果、1×10^<-3>のビットエラーレートでノイズマージンが5.4dB改善され、タンジェンシャルチルト、タイミングオフセット、ピット位置ずれに対するマージンが拡大することがわかった。