抄録
ネットワークのインフラストラクチャーの進歩と共に, そのアプリケーションは飛躍的に増大して来ている.当初はテキストや一部のデータ通信に限定されていたネットワークの利用範囲は, 今日ではマルチメディアの普及により, 静止画, 音声のみならず, 動画, さらにはパッケージで流通されていたAudio/Video等を配布する手段としても応用されている.本論文では, マルチメディアの中でも特にネットワーク・カメラに関わるMPEG圧縮伸長技術とそのデータストリームのネットワークプロトコルへの適応に関して述べる.さらに, 実際にCCD撮像素子を搭載した高感度カメラへのインプリメントを行ない, 既存ネットワークとの親和性を調査する.最後に, 機器の普及とネットワーク・アプリケーションの拡大の可能性を考察する.