映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
Print ISSN : 1342-6893
ISSN-L : 1342-6893
セッションID: BCS2002-2/BFO2002-28
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オーバーヘッド符号量低減によるMPEG-2低ビットレート符号化の検討(ハイビジョンおよび一般)
黒住 正顕市ヶ谷 敦郎杉本 智彦中須 英輔大塚 吉道土屋 譲
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抄録
デジタル放送の特徴を活かした多様なサービスを実現するために,膨大な情報量を持つハイビジョン映像の高圧縮が望まれている.デジタル放送で用いられるMPEG-2映像符号化では,低ビットレート時に動きベクトル符号長の占める割合が高くなり,画像によっては大幅な画質劣化が生じる原因となっている.このため,デジタルハイビジョンの低ビットレート化には動きベクトル符号量の低減が必要である.本稿では,マクロブロック当たりの総符号量を最小にする符号化モードと動きベクトルを選択する手法を提案し,本手法による画質改善の効果を確認したので報告する.
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© 2002 一般社団法人 映像情報メディア学会
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