映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
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ISSN-L : 1342-6893
セッションID: IPU2002-94/IDY2002-1
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複数の希土類元素を添加したCaMgSi_2O_6,を母体とする蛍光体の発光特性(映像入出力および一般)
畠 英介國本 崇本田 晋吾大観 光徳田中 省作小林 洋志
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抄録
プラズフディスプレイパネル(PDP)用青色蛍光体BaMgAl^<1O>:Eu^<2+>(BAM:Eu^<2+>)に代わる蛍光体として期待しているCaMgSi_2O_6:Eu^<2+>(CMS:Eu^<2+>)の初期発光強度の問題に着目した。Gd^<3+>を添加することにより初期強度の改善を試みた。Gd^<3+>の添加により初期強度は低下したが、Xe分子線である約172nm付近に励起帯が観測された。また、PDP用緑色発光蛍光体Zn_2SiO_4:Mn^<2+>の残光の問題に着目し、Mn^<2+>よりも蛍光寿命が短いTb^<3+>をCMS母体に添加したCMS:Tb3+蛍光体を作製した。電荷補償剤としてのNa^+添加によりTb^<3+>の付活が促進されたが、現状では緑色発光が支配的な試料が得られていない。
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© 2002 一般社団法人 映像情報メディア学会
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