映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
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セッションID: ME2008-144
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TSヘッダ情報を用いた映像フレーム種別推定法の計算量低減 : パケットレイヤ映像品質客観評価モデルの確立に向けて(マルチメディア(システム/通信/ネットワーク),放送通信連携サービスとその品質,一般)
牛木 一成林 孝典
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抄録
IPネットワークを用いて映像信号を配信するIPTVサービスが普及しつつある.IPTVサービスを快適な品質で提供するためには,ユーザ体感品質(QoE)を評価・管理できる仕組みを構築することが重要となる.著者らはIPTVサービスに対するQoEをパケットレイヤの情報から客観的に推定する評価モデルの確立を目指し,IPパケット損失により発生する品質劣化フレーム長に着目した"無効フレーム"を尺度とした品質評価法を提案してきた.更に,暗号化映像ストリームに対して無効フレームを用いた品質管理を適用するため,非暗号化部分であるTSヘッダのみを用いて,フレーム種別を推定する方法を提案してきた.過去に提案したフレーム種別推定方法は,フレーム内データ量の増減関係をパタンマッチプログラム化することで実現していた.このため,事前にフレーム種別出現パタンの調査が必要である.また,推定精度向上のためにはCODEC依存の例外パタン対応プログラムを追加していくこととなり,フレーム種別推定時の計算量増大も問題であった.本稿では,フレーム種別出現パタンの事前調査を廃し,フレーム種別推定方法の簡略化により計算量を低減する方法を提案し,その有効性を示す.
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© 2008 一般社団法人 映像情報メディア学会
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