抄録
本発表では時間差増幅回路(Time Difference Amplifier:TDA)に関して提案する。時間差増幅回路とは、入力信号の時間差を増幅して出力の時間差へと増幅して出力する回路である。可変遅延セルをクロスカップル接続することにより、時間差増幅回路を実現可能である。また、フィードバック制御を用いて時間差増幅率を制御した。今回、65nmの標準CMOSプロセスを用いて作成した試作チップを測定したところ、増幅率4.0の設計に対して4.78の増幅率が得られた。また、フィードバック制御により、±10%の電源電圧変動に対して増幅率変動は1.4%に抑えることができた。