映像情報メディア学会技術報告
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セッションID: 3DIT2010-33/HI2010-8
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高密度指向性表示における動画像のジャーキネスに関する研究(2) : 動的観察時における特性(立体映像における人間工学的研究-立体映像の知覚認知・生体作用とその評価,及び立体映像技術一般)
小迫 健太郎高木 康博
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抄録

フレームレートを低下または表示画像の移動速度を極端に速くすると,ジャーキネスと呼ばれるぎくしゃくとした動きが生じる.ジャーキネスの特性については,2次元映像では研究例があるが,立体映像では充分に明らかにされていない.本研究では,自然な立体表示を目指して開発された高密度指向性表示に対するジャーキネスの特性を明らかにすることを目的とする.以前に静止観察時における主観評価実験の結果について報告したが,今回は動的観察時について主観評価実験を行った.頭部移動によるスクリーン上での立体像の動きと立体像自体の動きが同方向の場合には検知限及び許容限の速度が増加し,逆の場合には低下した.

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© 2010 一般社団法人 映像情報メディア学会
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