映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
Print ISSN : 1342-6893
ISSN-L : 1342-6893
セッションID: 3DIT2012-4/HI2012-35
会議情報
少数視点超多眼ディスプレイの視域の解析(立体映像における人間工学的研究,及び立体映像技術一般)
高橋 太一中村 淳也高木 康博
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
われわれは,以前に,超多眼表示に用いるフラットパネルディスプレイに要求される解像度を削減するために,観察者の左右の眼の付近に限定して視点を形成する少数視点超多眼ディスプレイを提案した.さらに,視域を水平方向と奥行き方向に拡大するために,ステレオカメラを用いたアイトラッキングを導入した.この方法では,画像合成の自由度から,奥行き方向の視域に制限が生じる.また,ステレオカメラを構成する2台のカメラの視野角により,水平方向の視域が制限される.本研究では,これらの視域の制限を解析的に求めた.実際に試作システムを用いて実験を行い,視域の制限を確認した.
著者関連情報
© 2012 一般社団法人 映像情報メディア学会
前の記事 次の記事
feedback
Top