映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
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セッションID: BCT2012-53
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ハンド型ラジオマイクの運用を考慮したSARの解析(放送技術・番組制作技術,および一般)
小郷 直人池田 哲臣濱住 啓之
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抄録
特定ラジオマイクは主に番組制作,コンサート,舞台などで幅広く使用されている.現在,特定ラジオマイクをSAR(比吸収率)の規制対象とすることが議論されているが,今まで検討された例はなかった.本稿では,ハンド型ラジオマイクのアンテナをモデル化し,運用を考慮して人体胸部近傍にラジオマイクを設置したときのSARについて数値人体モデルを用いて検討した.その結果,運用上想定される設置条件で送信出力が50mWの場合,10g平均局所SARは最大でも0.2[W/kg]を下回ることを確認した.
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© 2012 一般社団法人 映像情報メディア学会
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