映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
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ISSN-L : 1342-6893
セッションID: IST2013-33/ME2013-75
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計算量拘束化下におけるマルチパラメータ動き補償の効率改善について(インタラクティブシステム・画像入力デバイス・方式,バイオメトリクス,及び一般)
森田 真史藤田 哲三仲野 豊吉田 俊之
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抄録
動画像の符号化効率を高めるには高精度の動き推定,補償を行う必要があり,マルチパラメータモデルの利用が望ましいが,マルチパラメータ動き推定は一般に莫大な計算量を必要とするため,計算量の低減が必要となる.著者らは,動き推定の信頼度関数を用いることにより誤差低減に有効なパラメータを推定すると共に,計算量の上限を設定し,その拘束下で有効なマクロブロックを優先的に動き推定をする新しいマルチパラメータ動き推定/補償法を提案している.本研究では,その効率をさらに改善するため,単一方向のエッジを含むマクロブロックを検出し,エッジに平行な方向の推定精度を下げることで,当該手法の更なる高精度化,高効率化を目指す.
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© 2013 一般社団法人 映像情報メディア学会
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