映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
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ISSN-L : 1342-6893
セッションID: AIT2015-59
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錯視を利用した文字型CAPTCHA生成手法に関する研究(画像生成・システム(ポスター),映像表現・芸術科学フォーラム2015)
浦山 明宣渡邊 美保張 英夏向井 信彦
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キーワード: CAPTCHA, 錯視, 視覚実験
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抄録
人間の視覚特性の一つである錯視を利用することでコンピュータによる解読を困難にしながらも,人間には容易に解読できる文字型CAPTCHAを作成する手法を提案する.不規則的に配置した文字の背面と前面に任意形状の障害図形を配置することで,コンピュータによる解読を防ぐ.提案手法の妥当性を検証するために行ったコンピュータと人間に対する認識実験の結果,コンピュータの認識率は0%,人間の認識率は97%であった.
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© 2015 一般社団法人 映像情報メディア学会
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