映像情報メディア学会技術報告
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セッションID: ME2015-122
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ダウン動作リズムを用いたダウン動作評価(スポーツ映像解析,および一般)
早房 長敏高橋 裕樹
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抄録

ダンスを上手に見せるためには,リズムに合わせて身体を動作良く踊ることが大切である.また,そのダンスを評価することは,評価基準が複雑なため困難である.そこで本稿では,ヒップホップダンスを対象として,その基本動作であるダウン動作について動作評価を行うことを目的とする.具体的には,Kinect^<TM>で取得した20種類の骨格部位のうち腰部鉛直方向成分の時刻変化を用いてダウン動作のビート時刻を取得する.音楽のビート時刻との差を算出することでダウン動作のリズム誤差抽出を行う.また,ダウン動作のビート時刻における首,両肩,両肘,胸,両腰,両膝の3次元座標を取得する.動作評価を行うために,それらのデータについてあらかじめダンス経験者から得た評価を用いて学習を行い,SVM (Support Vector Machine)を利用して動作評価を行う.その結果,比較的良い結果を得た.

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© 2015 一般社団法人 映像情報メディア学会
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