映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
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40.39 情報ディスプレイ/映像表現&コンピュータグラフィックス/立体映像技術
セッションID: IDY2016-42
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3D酔いの生体影響特性とその国際標準化動向-3D眼精疲労、映像酔い、 VR酔いの軽減に向けて-
*氏家 弘裕渡邊 洋
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抄録

映像技術の発展とともに、超高解像( UHD)映像や 3D映像が身近なものになるとともに、バーチャルリアリティ( VR)型のヘッドマウントディスプレイ( HMD)が一般市場に流通し始めるなど、これまでに無く臨場感の高い映像を利用することができるようになってきた。ただし、こうした新たな技術に基づく製品を安心して快適に利用できるためには、場合によって生じ得る好ましくない生体影響に対しての配慮を欠くことはできない。本稿ではこの生体影響として、 3D視覚疲労及び映像酔いに焦点を当てるとともに、さらに VR型の HMDにおける VR酔いにも触れた上で、これらを軽減するための対策として進められている人間工学的指針の国際標準化動向について概説する。

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© 2016 一般社団法人 映像情報メディア学会
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