映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
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41.01 放送技術
セッションID: BCT2017-17
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多素子化によるガン発振器一体型アクティブアレーアンテナの特性改善
*後田 寛紀西山 英輔豊田 一彦
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抄録
我々は,電波の偏波角に情報を与える空間変調方式を提案し,それを簡易な構成で実現する各種機能アンテナについて検討してきた.これまでに,ガン発振器と 4素子パッチアンテナを一体化したアクティブアレーアンテナについて検討した結果を報告している.本稿では,パッチアンテナを 12素子へ多素子化してガン発振器と一体化している.試作アンテナによる評価の結果,設計通りの偏波角が得られていた.また,交差偏波抑圧度はパッチアンテナが 4素子のときは約 15dBであったが, 12素子へ多素子化することで約 25dBと 10dB向上していることを確認した.
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© 2017 一般社団法人 映像情報メディア学会
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