映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
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41.26 メディア工学
セッションID: ME2017-85
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被写体追跡可能なスポーツグラフィックスシステムの試作 -複数の可動カメラを利用したボールの三次元リアルタイム追跡-
*大久保 英彦高橋 正樹加納 正規池谷 健佑三科 智之
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抄録
昨今のスポーツでは,競技解析に有用な情報として被写体,特に球技であればボールの正確な時系列位置情報取得に対する要求がある.実際に一部の中継放送で,ボールの移動データを解析し,スポーツグラフィックスという形で提示がなされている.本報告ではバレーボール中継を想定し,ボール追跡専用のカメラを必要とせずに,放送の本線映像を制作する複数の放送カメラの映像解析と,各カメラのパン・チルト・ズーム量のセンサー情報から,ボールの三次元位置をリアルタイムに算出し,実写映像に対して高精度にCGボールを重畳可能なグラフィックスシステムを構築した.
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© 2017 一般社団法人 映像情報メディア学会
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