早稲田大学 [日本]
2018 年 2018 巻 19 号 p. 1-16
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合理的期待仮説の検証においては,ベンチマークとするアセットプライシングモデルを固定しなければならない。このため会計発生高が株価形成に合理的に反映されているのか,それともミスプライシングかの検定は,前提としたアセットプライシングモデルに依存する。本研究では複数のベンチマークプライシングモデルの下で会計発生高アノマリーについて再検証する。実証結果からは機能的固定仮説は支持されず,会計発生高は合理的にプライシングされている可能性があることが示唆された。
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