2019 年 39 巻 3 号 p. 363-365
症例はてんかんの既往があり不整脈リスクのない27歳男性で, 意識障害を主訴に救急搬送された。診療中に痙攣発作が出現し, 意識障害は遷延した。血中カルバマゼピン濃度高値であり, てんかん重積とカルバマゼピン中毒の疑いで入院とした。入院第4病日に心室細動が出現し, 蘇生処置により自己心拍再開が得られた。心室細動発症前の心電図モニターに著明なアーチファクトが混入していたことから, 痙攣後の心室細動であった可能性があり, 痙攣関連突然死も考慮された。