主催: 公益社団法人 計測自動制御学会, 一般社団法人 日本機械学会, システム制御情報学会, 公益社団法人 化学工学会, 公益社団法人 精密工学会, 社団法人 日本航空宇宙学会
共催: 国立大学法人 豊橋技術科学大学, 51の学会,協会などから協賛
本論文ではマルチロボットシステムに対して、拡張カルマンフィルタを用いた協調自己位置推定と環境認識を同時に行うSLAM問題を扱う。各ロボットが自分以外のロボットやランドマーク(特徴点)との相対位置や相対姿勢角度を観測することで各ロボットにおける自己位置推定を行うが、ロボット移動の雑音蓄積による推定精度劣化やマルチロボットシステムの解析複雑性などが問題とされている。よって本稿では、システムの安定性に関して、誤差共分散行列の収束性をシミュレーションおよび実験を通して検証し確認する。