神奈川歯科大学
青木総合歯科
2013 年 33 巻 3 号 p. 254-262
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咬合治療において下顎位をどこに設定するかということは,咀嚼器官の機能障害を伴う症例において重要な課題である.診断によって下顎位を変更しようと計画した場合,生理的な下顎位は多くの場合は前方にある.どの程度下顎位を変えるかということは,エミネンス-関節円板-下顎頭の関係および下顎頭運動の後方安定性などによって定量的に決められ,前方位における咬頭嵌合位は咬合支持と後方へのガイダンスによって確立することができる.
国際ナソロジー学会アジア部会会誌
日本顎咬合学会誌
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