文化経済学
Online ISSN : 1884-2208
Print ISSN : 1344-1442
調査資料
寺院宿坊を拠点とするアーティスト・イン・レジデンス(AIR)の現状と課題
和栗 隆史
著者情報
ジャーナル フリー

2023 年 20 巻 1 号 p. 33-41

詳細
抄録

歴史的に寺院は、建築・美術・工芸ほか幅広いジャンルにおいて文化創造の場として、また地域社会のハブとして機能してきた。本稿は、そうした寺院の宿坊をレジデンスとするアーティスト・イン・レジデンス(Artist-in-Residence、以下AIR)の先駆的な事例について調査分析する。レジデンスの“場”のダイナミクスや地域社会で果たす役割と影響の解明など、AIRに関する学術的・実践的発展に寄与すべく速報するものである。

著者関連情報
© 2023 文化経済学会〈日本〉
前の記事 次の記事
feedback
Top