2023 年 27 巻 1 号 p. 46-52
昨今,様々な分野においてデータ活用やデータ連携の実現に向けたプラットフォーム構築の取り組みが進んでいる.農業分野においても,農研機構によりデータ連携基盤WAGRIが運用されているが,WAGRIを通じて民間企業などが様々なデータをICTサービスに搭載するに伴い,データの大容量化やリアルタイム性の高いデータへの対応など,多くの課題が生じてきている.農研機構では,それらの課題に対応するため,性能を必要に応じて柔軟に拡張できる新たなプラットフォームとして,高速API基盤の設計・構築を行った.本稿では,その課題と目標,システム構成を紹介し,最後に評価・考察と今後の展開を示す.