抄録
この研究レポートは、筆者が2023年度の「日本ファンドレイジング大賞」の選考委員に就任するにあたり、過去の受賞団体の活動を調査し、非営利組織におけるファンドレイジングの意義を考察したものである。「日本ファンドレイジング大賞」は「先駆的」「共感」「感動」「幸福連鎖」の各項目について、1~5点で評価をつけて評価しているが、現状、その評価にレベルの基準はないことがわかり、そこでこの研究レポートでは、受賞団体について入手できる公開情報を整理し、そこから逆に受賞基準を仮に明文化することを試みた。これが、今後の非営利組織におけるファンドレイジングの評価基準を示すひとつの指標になると考えている。