支援対話研究
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最新号
選択された号の論文の5件中1~5を表示しています
  • 反転学習による文書指導の一方法
    大石 加奈子
    2022 年 7 巻 p. 3-17
    発行日: 2022/07/31
    公開日: 2022/10/10
    ジャーナル 認証あり
     反転学習におけるアクティブラーニングに活かすファシリテーションの方法についての報告.本論では,ビジネス文書の学習を例に挙げて,教室でのファシリテーションの方法と効果について述べる.重要となるのは,学習者のやる気を引き出し,自発的な行動を促すコミュニケーションである. 誰もができる教室ファシリテーションの方法を取り入れることによりアクティブラーニングが効果的となる. また,グループでの対話に慣れていない学習者に対する,コーチングを活用した支援の実践についても述べる.
  • セッション内容およびコーチの関与の作用
    青柳 健隆
    2022 年 7 巻 p. 18-37
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/10/10
    ジャーナル 認証あり
    コーチングの実践や研究は、ビジネス、医療・看護、教育など様々な分野で増加しているが、コーチングの詳細に関する質的な研究は十分とは言えない。そこで本研究では、どのようなセッション内容やコーチの関与がどのように受け手の思考や行動に作用しているのかを記述することを目的に、著者がクライアントとして計8回のコーチングを受ける参与観察を行った。コーチング期間中の記録、セッション中のコーチの関与の整理、当事者(クライアント)としての総括という3つの視点からの分析を行い、コーチングにおいて「何が」、「どのように」作用したのかについて詳細に記述した。
  • AIテキストマイニング分析を使って
    菅原 秀幸
    2022 年 7 巻 p. 38-52
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/10/10
    ジャーナル 認証あり
    思考が柔軟な現役大学生の場合、すすんでコーチングをうける気持ちがなくても、コーチングを受けたならば、結果が出るのではないかという仮説を検証することが本研究の目的である。8名のコーチが、125名の学生にコーチングを実施。終了後、自由記述式のアンケートに回答してもらう。それを、ワードクラウドでテキストマイニングした。その結果、スコア分析で、最も大きく表れたのは、「行動」であった。出現頻度分析では、「できる」が最も大きく表れた。これらから、まさしくコーチングの目的が達成されていることが示唆された。
  • 坪田 祐季
    2022 年 7 巻 p. 53-64
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/10/10
    ジャーナル 認証あり
    スクールカウンセラーには,学校コミュニティを支援する視点を持つこと,個から集団組織に至るまでの幅広い援助活動の重要性が指摘されているが,学校コミュニティ内の心理援助における心理職の役割に関する具体的なモデルが少ないのが現状である。今後,心理職が学校コミュニティにおいて心理援助の役割を担っていくためには援助ネットワークにおける役割の明確化が必要である。本論では,A県B市の心理援助ネットワークの創出から定着のプロセスについて整理し,学校コミュニティにおいてネットワークが定着していくために必要な要素について検討した。検討の結果,初期の段階では,前提として学校・教育委員会・心理職の間で心理援助活動が積み重ねられていること,そして,機会を逃さずに活動を具体化していくことの重要性が示唆された。その後は,ネットワークを活用して,定期的互いに顔を合わせながら対話を重ねていくことが,ネットワークの維持・発展に重要な役割を果たしていると推察された。そして,時には心理職が「変革の促進者」としての役割を担うことも大切である。心理職自ら,市教委をはじめとする多職種・多機関へ働きかけていくことで,学校コミュニティ内に対話の場が創造され,対話を通して学校コミュニティに関与する援助職の互いの専門性について共通理解を図ることによって,学校コミュニティに応じたネットワークが創出され,変容しながら発展していくと考えられた。
  • 原口 佳典
    2022 年 7 巻 p. 65-73
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/10/10
    ジャーナル 認証あり
    国際コーチング連盟が定めたプロコーチのコア・コンピテンシーは、団体の枠を超えた標準的なコーチの能力水準を示すものとして、業界としてのコーチングを育て、守るために、同じくICFが定めた倫理規定とともに、とても重要な文書である。このICFコア・コンピテンシーが2019年に改訂されることが発表された。この文章では、このICFコア・コンピテンシーの設立と改訂の経緯を説明することで、海外のプロコーチの業界にどのように変化が起こってきたのかを概説する。
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