日本原子力研究所
1976 年 18 巻 11 号 p. 691-695
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原子力の利用とともに放射性廃棄物の処理処分が重要な問題となっている。アスファルト固化は放射性廃棄物の処理に有望な方法として広く採用されているが,その処分を考えた場合必ずしも安全であるとはいい切れない。本稿では,陸地保管,地中処分,海洋処分を対象としそれぞれの処分に要求される物性を挙げ,アスファルト固化体が処分体としてどの程度これらの要求を満たしているか,またどういう問題点があるかについて論ずる。
日本原子力学会和文論文誌
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