日本原子力研究開発機構
2011 年 53 巻 8 号 p. 569-575
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欧米からは遠い国である日本。そこで起きた福島第一原子力発電所の事故はまたたく間に世界中の国々に伝えられ,爆発の映像は各国で繰り返し放映された。この事故は原子力政策をめぐってさまざまな議論を巻き起こしたが,米国やフランスが原子力推進姿勢を堅持する一方で,ドイツやイタリアは原子力からの撤退を明確にするなど,各国の現実的な対応は分かれた。本稿では国際機関やフランス,米国などを中心に,同事故への対応や動向を紹介する。
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